資金を借りることで事業継続が見込めるのであれば新型コロナウイルス感染症特別貸付で実質無利息で借りよう
現在新型コロナウイルス感染症の影響を受けている個人事業主、中小企業への救済融資が様々な金融機関で開始されています。
市町村が保証料を負担してくれたりする補助もありますし、金融機関でも保証協会が保証してくれるものもありますので、
お住いの地域の支援策をしっかり調べてご自身の商いに合った借り入れを探してみましょう。
そういった中でも地域性も関係なく、もともと低金利で貸してくれる(審査は多少厳しくなります)日本政策金融公庫が、新型コロナウイルス感染症特別貸付を行っており、基準金利より-0.9%の金利で借りることが可能になっています。
新型コロナウイルス感染症特別貸付申込要件
- 最近一カ月の売上高が、前年又は前々年の同月と比較して5%以上減少
- 業歴が3カ月以上1年1カ月未満の場合は、最近1カ月の売上高が、以下のいずれかと比較して5%以上減少
- 過去3ヵ月(最近1ヵ月含む。)の平均売上高
- 令和元年12月の売上高
- 令和元年10~12月の平均売上高
以上の条件を満たす個人事業主や中小企業は、金利基準より-0.9%で借りることが可能です。
適用例を見てみると、
適用例
運転資金の借入:1,500万円で5年返済の場合(令和2年3月17日時点)、当初3年間金利0.46%、3年経過後基準金利になり1.36%となります。
通常の金利計算をすると、この場合の利息は初年度は6.9万円とほぼないに等しいですね。さらにこの利息を当初3年間補助し、実質無利息にしようというのが特別利子補給制度です。
利子補給条件等は決まっていますが、補給実施する政府機関がまだ決まっていない為、利息を含む返済額を払った後に、利息分を補給という形になるようです。
新型コロナウイルス感染症特別貸付と特別利子補給制度をまとめると、
新型コロナウイルス感染症特別貸付要点
個人事業主 | 中小企業 | |
---|---|---|
融資限度額 | 6,000万円(別枠) | 3億円(別枠) |
金利 | 3,000万円以下は当初3年基準金利-0.9% 3,000万円超と3年経過後は基準金利 |
1億円以下は融資3年目までは基準金利-0.9% 1億円超と4年目以降は基準金利 |
※別枠とは?・・・日本政策金融公庫の既存借入がある場合、それとは別枠で借りれるという意味。
特別利子補給制度要点
小規模事業者 | 中小企業者 | ||
---|---|---|---|
個人 | 法人 | ||
融資限度額 | 要件無し | 売上高▲15%以上 | 売上高▲20%以上 |
利子補給額 | 基準金利-0.9%適用範囲の利息補給 | ||
補給期間 | 当初3年間 |
※小規模事業者とは?・・・卸・小売業、サービス業は「常時使用する従業員※が5名以下の企業」、それ以外の業種は「同20名以下の企業」をいう。中小企業者とは、この他の中小企業をいう。(従業員とは労働基準法上の『あらかじめ解雇予告を必要とするもの』)
融資の申し込みは個人事業主はインターネットからできます。中小企業は事業資金相談ダイヤル 0120-154-505(平日9時~17時)に相談してからになります。